島中(読み)しまじゅう

精選版 日本国語大辞典 「島中」の意味・読み・例文・類語

しま‐じゅう‥ヂュウ【島中】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 島のうち。島のなか。また、島全体。
    1. [初出の実例]「カノ シマヲ ヅルニ ノゾウデ、ximagiǔ(シマヂュウ)ノ アクニンドモ センギ シテ ユウワ」(出典:天草本伊曾保(1593)ネテナボ帝王イソポに御不審の条々)
  3. ある限られた区域の中。ある界隈のうち。
    1. [初出の実例]「此嶋中に一銭も指引(さしひき)なしの男」(出典:浮世草子世間胸算用(1692)二)

しまなか【島中・嶋中】

  1. 姓氏一つ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android