島門(読み)シマト

デジタル大辞泉 「島門」の意味・読み・例文・類語

しま‐と【島門】

島と島、または島と陸地の間の狭い水路。
大君の遠のみかどとあり通ふ―を見れば神代し思ほゆ」〈・三〇四〉

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精選版 日本国語大辞典 「島門」の意味・読み・例文・類語

しま‐と【島門】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 島と島、または、島と陸地との間の狭い水路。
    1. [初出の実例]「大君の遠のみかどとあり通ふ島門(しまと)を見れば神代しおもほゆ」(出典万葉集(8C後)三・三〇四)
  2. [ 2 ] 筑前国遠賀郡島門村。現在の福岡県遠賀郡遠賀町にあたる。遠賀川西岸にあり、古くは大宰府への官道宿駅があった。

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