崎枝赤崎貝塚(読み)さきえだあかざきかいづか

日本歴史地名大系 「崎枝赤崎貝塚」の解説

崎枝赤崎貝塚
さきえだあかざきかいづか

[現在地名]石垣市崎枝

屋良部やらぶ半島付根の南側、名蔵なぐら湾に突出する赤崎の西にある標高三メートル内外の砂丘に立地する。先島先史時代後期の集落遺跡で、開元通宝(六二一年初鋳造)が二七枚も一塊となって出土しており、当該期を知るうえでも重要な遺跡。北側約一〇〇メートル、標高約一三メートルの微高地には先島先史時代前期の崎枝赤崎遺跡がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android