崕山(読み)きりぎしやま

日本歴史地名大系 「崕山」の解説

崕山
きりぎしやま

芦別岳の北西、芦別市南部の芦別川支流惣芦別そうあしべつ川の上流にある。南北約一〇キロも続く岩陵の山で、標高一〇六六メートル。山麓から望むと、山頂付近まで尾根沿いに石灰岩の切立った崖が続き、恐竜の背にもたとえられる特異な岩峰群が連なる。昭和三〇年代、石灰石採掘が検討され、北海道開発局や北海道地下資源調査所などの学術調査機関により入山調査が行われたが、品質や地理的条件などから計画は白紙となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android