嵐山光三郎(読み)あらしやま こうざぶろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「嵐山光三郎」の解説

嵐山光三郎 あらしやま-こうざぶろう

1942- 昭和後期-平成時代の作家
昭和17年1月10日生まれ。平凡社で「太陽」編集長をつとめ,昭和56年退社。独特の文体による軽妙な風俗評論やエッセイで知られ,「口笛の歌が聴こえる」発表以降は小説にも力をそそぐ。63年「素人庖丁記」で講談社エッセイ賞。「悪党芭蕉」で平成18年泉鏡花文学賞,19年読売文学賞。ほかに「「不良中年」は楽しい」「追悼達人」など。静岡県出身。国学院大卒。本名は祐乗坊英昭(ゆうじょうぼう-ひであき)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android