嵩を懸く(読み)かさをかく

精選版 日本国語大辞典 「嵩を懸く」の意味・読み・例文・類語

かさ【嵩】 を 懸(か)

仮名草子竹斎(1621‐23)下「いや彼奴曲者かな。某(それがし)が、田舎へ下る我々が、名残惜みに参りしを、やがて心得、かさをかけ、某を金持に無理にしなすと思ひなし」
② 大げさに言う。誇張する。輪に輪をかける。嵩を着(き)す。
甲陽軍鑑(17C初)品一三「かさをかけてあしういふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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