嵯峨の大念仏(読み)サガノダイネンブツ

デジタル大辞泉 「嵯峨の大念仏」の意味・読み・例文・類語

さが‐の‐だいねんぶつ【××峨の大念仏】

京都市嵯峨清涼寺釈迦しゃか堂)で、陰暦3月6日から15日までの10日間、人々が集まって念仏を唱えた行事太鼓などを鳴らして「ははみた」と唱え、念仏後は仮面をかぶって町を歩く。弘安2年(1279)に円覚が始めたという。嵯峨念仏大念仏 春》

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精選版 日本国語大辞典 「嵯峨の大念仏」の意味・読み・例文・類語

さが【嵯峨】 の 大念仏(だいねんぶつ)

  1. さがだいねんぶつ(嵯峨大念仏)
    1. [初出の実例]「この頃は嵯峨の大念仏にて候ふほどに」(出典:謡曲・百万(1423頃))

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