川久保新田・城岡新田村(読み)かわくぼしんでん・じようおかしんでんむら

日本歴史地名大系 「川久保新田・城岡新田村」の解説

川久保新田・城岡新田村
かわくぼしんでん・じようおかしんでんむら

[現在地名]長岡市新保にいぼ一―二丁目・城岡町・城岡一―三丁目

川久保新田は新保村の南東、栃尾往来の南にあり、城岡新田は新保村の西方新町あらまち村の北にある。新保村枝郷。元禄郷帳に村高一二一石四斗余の村としてみえる。宝永年中(一七〇四―一一)の蔵王村新町村絵図(小川襄氏蔵)には、新町村から曲折して下条げじよう方面に至る土手通の東側に「長岡領分城岡」が描かれ、その東に田地や土手・川(栖吉川)が描かれる。現在の城岡町・城岡一―二丁目にあたると思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android