川入(読み)かわいり

精選版 日本国語大辞典 「川入」の意味・読み・例文・類語

かわ‐いり かは‥【川入】

〘名〙
① 川にはいっておぼれ死ぬこと。かわながれ。
皇太神宮儀式帳(804)「川入(かはいり)・火焼く罪を国津罪と定め給ひて」
近世廻船河口港へはいること。
※船法御定並諸方聞書(1724頃)「兵庫渡海川口の潮早く参候故、一の瀬にて川入の時分、俄大風吹かけ及難儀申時のため」
③ 六月の初め、主に一日に行なわれる水神をまつる祭。場所によって一二月一日に行なわれることもある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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