川原明戸村(読み)かわらあけとむら

日本歴史地名大系 「川原明戸村」の解説

川原明戸村
かわらあけとむら

[現在地名]熊谷市川原明戸

大里郡おし領に所属(風土記稿)。荒川の沖積扇状地の扇頂部に位置し、秩父往還が東西に走る。北は幡羅はらじり村、榛沢はんざわ瀬山せやま(現川本町)、南を荒川が限る。村名は悪戸に由来し、上流からの土砂が堆積した川沿いの低地を意味する。正保(一六四四―四八)以前に新田開発を行い、川原明戸新田(武体村)を分村したとみられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android