川村湊(読み)かわむら みなと

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川村湊」の解説

川村湊 かわむら-みなと

1951- 昭和後期-平成時代の文芸評論家。
昭和26年2月23日生まれ。55年「異様(ことよう)なるものをめぐって―徒然草(つれづれぐさ)論」が群像新人文学賞優秀作となる。57年から韓国の東亜大日語日文学科でおしえ,のち母校法大の教授。平成7年「南洋樺太の日本文学」で平林たい子文学賞。16年「補陀落(ふだらく)観音信仰への旅」で伊藤整文学賞。20年「牛頭(ごず)天王と蘇民(そみん)将来伝説」で読売文学賞。北海道出身。本名正典。著作に「異様の領域」「海を渡った日本語」「文学から見る「満洲」」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android