川里村(読み)かわさとむら

日本歴史地名大系 「川里村」の解説

川里村
かわさとむら

面積:一六・五八平方キロ

県の北東部にある北埼玉郡の南西端に位置し、北と西は行田市に、南西から南は鴻巣市に、東は騎西きさい町に接している。見沼代用水(星川)と元荒川に挟まれた低平な土地で、中央部を野通やどおり川が北から南へ流れる。大宮台地に連なる台地面が北の沖積低地に埋没していく地域にあり、集落は北西から南東方向に帯状に連なる埋没台地・自然堤防(標高一四―一七メートル)に立地する。村の中央から南部に広がる水田地帯(標高一三―一四メートル)は江戸時代初めまで屈巣くす沼があった所で、享保年間(一七一六―三六)見沼代用水の完成とともに干拓され新田開発が行われた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android