州鳥(読み)スドリ

デジタル大辞泉 「州鳥」の意味・読み・例文・類語

す‐どり【州鳥/×渚鳥】

にいる鳥。シギチドリなど。
円方まとかたみなとの―波立てや妻呼び立ててに近付くも」〈・一一六二〉
カワセミ別名

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精選版 日本国語大辞典 「州鳥」の意味・読み・例文・類語

す‐どり【州鳥】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 海や川の州にいる鳥。
    1. [初出の実例]「円方(まとかた)の湊(みなと)の渚鳥(すどり)波立てや妻呼び立てて辺(へ)に近づくも」(出典:万葉集(8C後)七・一一六二)
  3. 鳥「かわせみ(翡翠)」の異名。〔物類称呼(1775)〕
  4. 鳥「みさご(鶚)」の異名。

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