巡り(読み)メグリ

デジタル大辞泉 「巡り」の意味・読み・例文・類語

めぐり【巡り/回り/×廻り】

順にまわること。まわって再びもとにもどること。循環。「血の―が悪い
あちこちをまわり歩くこと。「名所―」
周囲。また、周辺。「池の―」
御回おめぐ」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「巡り」の意味・わかりやすい解説

巡り
めぐり

子供遊戯一種回り,堂々巡りともいう。大勢の子供が手をつなぎ,円陣をつくってぐるぐる回りながら歌う遊戯。仏教祈願のため社寺の堂のまわりを巡る堂々回 (どうどうめぐり) に由来するといわれる。回りながら歌う歌は文化・文政期 (1804~30) 頃は「一の膳いやいや二の膳いやいや」と十の膳まで数えたが,のちには「堂々巡り堂巡り」と歌うだけになった。

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