巣籠もる(読み)スゴモル

デジタル大辞泉 「巣籠もる」の意味・読み・例文・類語

す‐ごも・る【巣籠もる】

[動ラ五(四)]鳥などが巣にこもる。「親鳥ひなをかえすために―・る」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「巣籠もる」の意味・読み・例文・類語

す‐ごも・る【巣籠】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙
  2. 鳥などが巣の中にこもる。
    1. [初出の実例]「鶴のおほくよそへてみゆるはまべこそ千年すごもる心なりけれ」(出典:歌仙本貫之集(945頃)九)
  3. 冬季、虫が土中にこもる。
    1. [初出の実例]「蟄 野王案蟄〈除立反 訓須古毛流〉虫至冬隠不出也」(出典:十巻本和名抄(934頃)八)
  4. 家にとじこもる。
    1. [初出の実例]「この三四年は蟄居(スゴモリゐ)て、かかる席(むしろ)にも列(つらなり)得ざるを」(出典読本椿説弓張月(1807‐11)後)

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