工役(読み)こうえき

精選版 日本国語大辞典 「工役」の意味・読み・例文・類語

こう‐えき【工役】

〘名〙 土木などの工事普請(ふしん)
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉二「労事を勉め、工役を執て、その生涯を為る間に」 〔魏志‐衛覬伝〕

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普及版 字通 「工役」の読み・字形・画数・意味

【工役】こうえき

土木工事。〔三国志、魏、衛覬伝〕覬、上して曰く、~工役輟(や)まず、侈靡(しび)日に崇(おほ)く、帑日に竭(つ)く。~好にあらずして、功夫靡費す。に皆慮の宜しく裁制すべきなり。

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