工藤信一良(読み)クドウ シンイチロウ

20世紀日本人名事典 「工藤信一良」の解説

工藤 信一良
クドウ シンイチロウ

昭和期の新聞人 パリーグ会長;元・NHK経営委員長;元・毎日新聞副社長。



生年
明治39(1906)年4月17日

没年
昭和56(1981)年7月23日

出身地
京都府

学歴〔年〕
京都帝大英文科〔昭和4年〕卒

経歴
昭和4年に毎日新聞社入社、東京本社編集局長から副社長を経て43年同社相談役になる。毎日オリオンズの創設(25年)に尽力。49年からNHK経営委員長を務めたあと53年秋、パリーグ会長に就任、その財政基盤確立と人気高揚に務める一方、江川事件に揺れた球界で、プロ野球実行委員会議長として事態収拾に当たった。著書に「悶える英国」。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「工藤信一良」の解説

工藤信一良 くどう-しんいちろう

1906-1981 昭和時代後期の新聞経営者。
明治39年4月17日生まれ。昭和4年毎日新聞社にはいり,36年副社長。その間毎日オリオンズ球団の創設(25年)につくす。43年スポーツニッポン新聞社会長,49年NHK経営委員会委員長,53年プロ野球パリーグ会長。昭和56年7月23日死去。75歳。京都出身。京都帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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