巨口細鱗(読み)きょこうさいりん

精選版 日本国語大辞典 「巨口細鱗」の意味・読み・例文・類語

きょこう‐さいりん【巨口細鱗】

〘名〙 口が大きく、うろこが細かい魚。中国、松江産の魚「鱸」の形容に用いられた語から。
実隆公記‐延徳元年(1489)九月一四日「波々泊部兵庫助鯉魚一送之。巨口細鱗如松江之鱸」 〔蘇軾‐後赤壁賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android