差し付けて(読み)サシツケテ

デジタル大辞泉 「差し付けて」の意味・読み・例文・類語

さしつけ‐て【差し付けて】

[副]直接に。あからさまに。
「―成程さうした覚えがござると、どう申すものでござらう」〈浮・禁短気・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「差し付けて」の意味・読み・例文・類語

さしつけ‐て【差付て】

  1. 〘 副詞 〙 ( 動詞「さしつける(差付)」の連用形助詞「て」が付いてできたもの ) 直接に。あからさまに。ことさらに。
    1. [初出の実例]「結句さしつけてうらみかこたば、〈略〉儀理に注をくはへて、弁舌をつくし」(出典:浮世草子・男色十寸鏡(1687)上)

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