差焼(読み)さしやく

精選版 日本国語大辞典 「差焼」の意味・読み・例文・類語

さし‐や・く【差焼】

〘他カ四〙 (「さし」は接頭語) 焼く。
万葉(8C後)一三・三二七〇「刺将焼(さしやかむ) 小屋醜屋(しこや)に かき棄てむ 破薦(やれごも)を敷きて」

さし‐く・べる【差焼】

〘他バ下一〙 さしく・ぶ 〘他バ下二〙 (「さし」は接頭語) 薪などを加えて燃やす。〔日葡辞書(1603‐04)〕
※俳諧・露の古道(1788)「水風呂雪折竹をさしくぶる〈管鳥〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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