差矢懸(読み)さしやがかり

精選版 日本国語大辞典 「差矢懸」の意味・読み・例文・類語

さしや‐がかり【差矢懸】

〘名〙 近世戦法一つ精兵射手を数十人から数百人選び、矢種を惜しまずやつぎばやに射かけて敵兵を射すくめ、鉄砲打どもが面をあげられないようにし、左右から手早くこれを打ち破る戦法。〔兵法一家言(1833)〕

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