己等ち・俺等ち(読み)おいらち

精選版 日本国語大辞典 「己等ち・俺等ち」の意味・読み・例文・類語

おいら‐ち【己等ち・俺等ち】

〘代名〙 (「ち」は接尾語たち」の変化したものという。「おいらっち」とも) 自称男性が用いるのが普通。おいらっち。おらっち。
※滑稽本・七偏人(1857‐63)四「何(どう)せ自己(オイラ)っちに見込れちゃアねこにおはれた座敷の小鼠
評判記・嗚久者評判記(1865)「おいらちにゃア、さっぱりうけとられねへ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android