巾子紙(読み)コジガミ

デジタル大辞泉 「巾子紙」の意味・読み・例文・類語

こじ‐がみ【巾子紙】

冠のえい前方に折り曲げて、巾子に挟むのに用いる紙。長方形檀紙だんしを2枚重ね、両面金箔を押し、中央に切り込みがある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「巾子紙」の意味・読み・例文・類語

こじ‐がみ【巾子紙】

〘名〙 冠の纓(えい)を折り曲げて、巾子ぐるみはさむのに用いる紙。長方形の厚い檀紙(だんし)二枚重ね、中央に巾子と纓をはめる穴をあけたもの。近世には、紙全体に金箔(きんぱく)を押して金巾子の冠という。

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