市場・市庭(読み)いちば

精選版 日本国語大辞典 「市場・市庭」の意味・読み・例文・類語

いち‐ば【市場・市庭】

〘名〙
① 毎日または定期的に商人が集まって商品の売買、取引をする特定の場所。
梅花無尽蔵(1492‐1501頃)三上「柏崎市場之面三千余家。其外深巷凡五六千戸」
浮世草子世間娘容気(1717)四「菜大根の市場(イチバ)と見へて藁葺のひとつ屋あり」
食料品日用品などの小売店が集まって、共同の設備の中で販売している常設の場所。マーケット
※善財(1949)〈石川淳〉四「さして広くもない市場の中を何度まはってみても」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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