デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「市島屏山」の解説 市島屏山 いちしま-へいざん 1793-1846 江戸時代後期の儒者。寛政5年生まれ。市島岱海(たいかい)の甥(おい)。越後(えちご)(新潟県)水原(すいばら)の大地主市島家の一族。新発田(しばた)で質屋,酒造業などをいとなむ富商の出。梁川星巌(やながわ-せいがん)にまなんで詩にすぐれ,琴や書もよくした。弘化(こうか)3年1月7日死去。54歳。名は泰。字(あざな)は交通。通称は秀松。別号に追蠡(ついれい)。著作に「追蠡集」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例