市川 禅海(読み)イチカワ ゼンカイ

20世紀日本人名事典 「市川 禅海」の解説

市川 禅海
イチカワ ゼンカイ

明治〜昭和期の海軍軍人,僧侶



生年
明治16(1883)年9月24日

没年
昭和29(1954)年4月21日

出生地
長野県中込村(現・佐久市)

本名
市川 恵治

学歴〔年〕
海兵〔明治36年〕卒

経歴
海軍兵学校卒業後、日露戦争に参戦して負傷し、片脚を切断する。明治42年剃髪し、修業のかたわら各地を巡回して講演する。著書に戦争記録文学である「残花一輪 発心録」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android