市谷砂土原町三丁目(読み)いちがやさどはらちようさんちようめ

日本歴史地名大系 「市谷砂土原町三丁目」の解説

市谷砂土原町三丁目
いちがやさどはらちようさんちようめ

[現在地名]新宿区市谷砂土原町三丁目

明治五年(一八七二)起立。市谷砂土原町二丁目の北東にあたる旧武家地で、砂土原の地名由来とされる本多正信の別邸も当地辺にあったといわれる。延宝年中(一六七三―八一)には旗本小笠原能登守や御家人が屋敷を拝領していたが、正徳三年(一七一三)に小笠原家屋敷は上地となり、翌年には御家人八木清五郎・村田右衛門八・山田次右衛門・今井五郎右衛門・板倉九左衛門の五人に割与えられた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

再生可能エネルギー

自然の活動によってエネルギー源が絶えず再生され、半永久的に供給され、継続して利用できるエネルギー。有限の資源である化石燃料などに代わる、新エネルギー(中小規模水力・地熱・太陽光・太陽熱・風力・雪氷熱・...

再生可能エネルギーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android