希世・稀世(読み)きせい

精選版 日本国語大辞典 「希世・稀世」の意味・読み・例文・類語

き‐せい【希世・稀世】

〘名〙 世にもまれなほどすぐれていること。希代。非凡。
正法眼蔵(1231‐53)行持上「希世の行持なり」
小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉下「希世(キセイ)大家の手になりたる小説の文に越えたるものなし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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