希有にして(読み)ケウニシテ

デジタル大辞泉 「希有にして」の意味・読み・例文・類語

希有けうにして

かろうじて。ようやく。
「―助かりたるさまにて」〈徒然・八九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「希有にして」の意味・読み・例文・類語

けう【希有】 に して

かろうじて。やっと。
平家(13C前)一一「家子郎等(いへのこらうとう)にふせき矢いさせ、我身究竟(くっきゃう)の馬をもったりければ、うちのって希有にして落にけり」

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