希疎・稀疎(読み)きそ

精選版 日本国語大辞典 「希疎・稀疎」の意味・読み・例文・類語

き‐そ【希疎・稀疎】

〘名〙 (形動) まばらで少ないこと。また、そのさま。
本朝無題詩(1162‐64頃)五・書窓言志〈藤原周光〉「霜林寒色稀踈脆、風葦残花寂寞幽」
浮城物語(1890)〈矢野龍渓三一日本とても開国の初は亦た是れ戸口稀疎なりしに相違なし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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