希薄・稀薄(読み)きはく

精選版 日本国語大辞典 「希薄・稀薄」の意味・読み・例文・類語

き‐はく【希薄・稀薄】

〘名〙 (形動)
液体気体などの密度が少ないこと。うすいこと。また、そのさま。
輿地誌略(1826)二「是其気の平地より稀薄なるに因て然り」
物事を感じとったり、物事に働きかけたりする点が弱いと感じられること。また、気持意識のうすいさま。
青春(1905‐06)〈小栗風葉〉秋「智的になれば成るほど希薄になるのが自然の勢で」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android