希釈法(読み)きしゃくほう

精選版 日本国語大辞典 「希釈法」の意味・読み・例文・類語

きしゃく‐ほう‥ハフ【希釈法・稀釈法】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 比色分析法の一つ。濃度のわかっている標準色溶液と試料溶液を同じ大きさの比色管に入れ、両液の色の濃さが等しくなるまで試料溶液を希釈し、両液の高さの比から濃度を求める。
  3. 下水の処分方法の一つ。下水を少量ずつ河川、湖、海などに放流し、その自浄作用を利用して無害にする方法。放流の限度は、下水によって水に含まれる酸素が消費し尽くされない程度とされる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む