帝者(読み)ていしゃ

精選版 日本国語大辞典 「帝者」の意味・読み・例文・類語

てい‐しゃ【帝者】

  1. 〘 名詞 〙 一国元首で帝と称せられる人。天子
    1. [初出の実例]「属君王之景祚、陪帝者之佳遊」(出典:経国集(827)一・重陽節神泉苑賦秋可哀応制〈仲雄王〉)
    2. 「またわが国には、帝者のむすめ、あるひは大臣のむすめの后宮に準ずるあり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)礼拝得髄)
    3. [その他の文献]〔史記‐留侯世家〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「帝者」の読み・字形・画数・意味

【帝者】ていじや

帝たるもの。〔戦国策、燕一〕(昭王)敢て問ふ、國を以て讐(しう)に報ずるは、何(いかん)せんと。郭隗先生對(こた)へて曰く、は師と處(を)り、王は友と處り、は臣と處り、國(の主)は役(えき)と處る。

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