デジタル大辞泉
「師範」の意味・読み・例文・類語
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し‐はん【師範】
〘名〙 (「師」は教えみちびく人、手本となる人。「範」は手本の意)
① 人の手本となること。また、その人。模範。
亀鑑。師表。
※令義解(718)職員「太政大臣一人。右師二範一人一。儀二形四海一。〈謂。師者。教レ人以レ道者之称也。範者。法也〉」 〔後漢書‐楊賜伝〕
② 学術、技芸を教える人。師匠。先生。また、その資格にもいう。
※続日本紀‐養老五年(721)一月甲戌「宜丙擢下於百僚之内、優二遊学業一、堪レ為二師範一者上、特加二賞賜一、勧乙励後生甲」
※黄表紙・高漫斉行脚日記(1776)上「
俳諧の師範
(シハン)をしてくらしけるが」
※七箇条起請文(1204)「一可レ停丙止自説下非二仏教一邪法上為二正法一、偽号乙師範説甲事」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「師範」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報