帯紐解く(読み)オビヒモトク

デジタル大辞泉 「帯紐解く」の意味・読み・例文・類語

帯紐おびひも・く

男女共寝をする。
安心してくつろぐ。警戒気持ちをもたないでいる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「帯紐解く」の意味・読み・例文・類語

おびひも【帯紐】 解(と)

衣服をくつろげて体を休める意から、なんの警戒の気持ももたないことにいう。安心してくつろぐ。
信長公記(1598)八「いかにも悃にして然るべく候。さ候とて帯紐を解き候様にはあるまじく候」
② 男女がうち解けて枕をかわす。女が男に肌(はだ)を許す。
※俳諧・鷹筑波(1638)五「山のこしや帯紐(オビヒモ)をとく花の雨〈正頼〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android