帰住(読み)きじゅう

精選版 日本国語大辞典 「帰住」の意味・読み・例文・類語

き‐じゅう‥ヂュウ【帰住】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 帰ってきて、そこに住むこと。
    1. [初出の実例]「可仕神役之旨、依北条之下知、所司住人等帰住之刻」(出典:醍醐寺文書‐文治二年(1186)正月日・多米正富申状案)
  3. 江戸時代、欠落者(かけおちもの)、または久離(きゅうり)勘当(かんどう)処分をうけて離村した者が改心して立ち帰ったのを、許して復籍させること。
    1. [初出の実例]「猶又相届、且欠落人帰住願」(出典:日本財政経済史料‐九・戸口・諸国(1812か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android