帰新参・返新参(読み)かえりしんざん

精選版 日本国語大辞典 「帰新参・返新参」の意味・読み・例文・類語

かえり‐しんざん かへり‥【帰新参・返新参】

〘名〙
一度主家などを去ったのち、再び帰ってきてつかえること。また、その人。でもどり。
三河物語(1626頃)一「内前は兄なれ供、度々の別心なれば、帰新参(シンザン)成」
役者が、一度休演した後、再び舞台に上ること。また、その役者。
浮世草子・元祿大平記(1702)八「荻野左馬之丞帰り新参(シンザン)、むかしにまさりて都の評判よく」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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