帰程(読み)きてい

精選版 日本国語大辞典 「帰程」の意味・読み・例文・類語

き‐てい【帰程】

〘名〙 (「程」は「みちのり」の意) 帰りのみちのり。帰途
本朝無題詩(1162‐64頃)七・周防石室眺望〈釈蓮禅〉「旅泊夜深山吐月、帰程晴遠水連雲」 〔岑参‐臨洮泛舟詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「帰程」の読み・字形・画数・意味

【帰程】きてい

帰る道すじ。道のり。唐・李白蛮〕詞 玉梯しく佇立す 宿鳥歸り飛ぶことなり 何(いづ)れの處ぞ、是れ歸 長亭に短亭

字通「帰」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android