帰結(読み)きけつ

精選版 日本国語大辞典 「帰結」の意味・読み・例文・類語

き‐けつ【帰結】

〘名〙
① (━する) いろいろな議論行動などが最後におちつくこと。また、そのおちついた所。結着帰着
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一一「事を知るための目的帰結(〈注〉ククリ)あるべきを要す」 〔福恵全書‐蒞任部・文移諸式〕
② ある事態理由として、それから結果として現われる状態。または一定仮定から推理によって導き出されてくる結論。→推理②。〔哲学字彙(1881)〕

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デジタル大辞泉 「帰結」の意味・読み・例文・類語

き‐けつ【帰結】

[名](スル)
最終的にある結論・結果に落ち着くこと。また、その結論・結果。「議論百出したが、結局同じところに帰結した」
consequence哲学で、ある事柄原因または理由として、そこから結果として出てくる事態。また、仮定もしくは前提から推論によって導き出される結論。⇔理由
[類語]帰着帰趨帰する結果

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普及版 字通 「帰結」の読み・字形・画数・意味

【帰結】きけつ

結末

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