帰趨(読み)キスウ

デジタル大辞泉 「帰趨」の意味・読み・例文・類語

き‐すう【帰×趨】

[名](スル)物事が最終的に落ち着くこと。行き着くところ。帰趣。「勝敗帰趨を見とどける」「人心帰趨するところを知らない」
[類語]帰着帰結帰する結果

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「帰趨」の意味・読み・例文・類語

き‐すう【帰趨】

  1. 〘 名詞 〙 おちつくところ。ゆきつくところ。帰趣。帰結。
    1. [初出の実例]「人生に目的ありや、帰趨(キスウ)ありや」(出典平凡(1907)〈二葉亭四迷〉四八)
    2. 「サイパンの島内戦闘も概ねその帰趨(キスウ)が明らかとなり」(出典:春の城(1952)〈阿川弘之〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「帰趨」の読み・字形・画数・意味

【帰趨】きすう

赴く。

字通「帰」の項目を見る

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