帷子時(読み)かたびらどき

精選版 日本国語大辞典 「帷子時」の意味・読み・例文・類語

かたびら‐どき【帷子時】

〘名〙 生絹(すずし)、または、麻のひとえものを着る時節盛夏の候。端午節供から八月末まで。帷子時分。
浮世草子好色二代男(1684)五「折ふしは帷子(カタビラ)時なるに、色よき小袖を五つ迄かさね」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android