常初花(読み)トコハツハナ

デジタル大辞泉 「常初花」の意味・読み・例文・類語

とこ‐はつはな【常初花】

いつも初めて咲いたように美しい花。
たぐへれどいやなつかしく相見れば―に心ぐしめぐしもなしに」〈・三九七八〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「常初花」の意味・読み・例文・類語

とこ‐はつはな【常初花】

〘名〙 いつも咲いたばかりのように美しい花。永久に新しい花。
万葉(8C後)一七・三九七八「いやなつかしく あひ見れば 登許波都波奈(トコハツハナ)に 心ぐし 目ぐしも無しに」

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