常地(読み)じょうち

精選版 日本国語大辞典 「常地」の意味・読み・例文・類語

じょう‐ち ジャウ‥【常地】

〘名〙 主に奈良平安時代私有地、私有田。占有して用益する土地。多く土地売券に見える語。
正倉院文書‐天平宝字五年(761)一一月二日・矢田部造麿家地売券「右家地〈略〉此今売与東大寺僧勝康常地、已訖」

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