常少女(読み)トコオトメ

デジタル大辞泉 「常少女」の意味・読み・例文・類語

とこ‐おとめ〔‐をとめ〕【常少女】

いつも若々しい少女。また、永久に年をとらない少女。
河上かはのへのゆつ岩群いはむら草生さず常にもがもな―にて」〈・二二〉

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精選版 日本国語大辞典 「常少女」の意味・読み・例文・類語

とこ‐おとめ‥をとめ【常少女】

  1. 〘 名詞 〙 とこしえに変わることのないおとめ。いつも変わらない若々しい女。
    1. [初出の実例]「河上のゆつ岩群に草生さず常にもがもな常処女(とこをとめ)にて」(出典:万葉集(8C後)一・二二)

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