常時満水位(読み)ジョウジマンスイイ

デジタル大辞泉 「常時満水位」の意味・読み・例文・類語

じょうじ‐まんすいい〔ジヤウジマンスイヰ〕【常時満水位】

ダムの、平常時の満水位水道灌漑工業用水など、利水目的で貯める最高の水位。→設計洪水位サーチャージ水位洪水期制限水位

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の常時満水位の言及

【ダム】より

… 湛水面積貯水池が最高水位のときの水面の面積。 常時満水位貯水池水を利用するのに常時はこれより高くしない最高の水位。海抜の高さで示す。…

【多目的ダム】より

…前者の場合,洪水調節容量の下限水位を洪水期制限水位といい,洪水期には貯水池の水位をこれ以下にしておく。また洪水調節容量の上限水位は常時満水位と呼ばれる。サーチャージ方式を採用する貯水池においては,常時満水位の上にさらにサーチャージ容量を確保し,その上限をサーチャージ水位と呼んでいる。…

※「常時満水位」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android