常楽会(読み)ジョウラクエ

デジタル大辞泉 「常楽会」の意味・読み・例文・類語

じょうらく‐え〔ジヤウラクヱ〕【常楽会】

釈迦しゃか入滅の日といわれる陰暦2月15日に、興福寺四天王寺金剛峰寺などで行う涅槃会ねはんえ 春》「遺教経マイクにかかり―/風生

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精選版 日本国語大辞典 「常楽会」の意味・読み・例文・類語

じょうらく‐えジャウラクヱ【常楽会】

  1. 〘 名詞 〙 陰暦二月一五日に、興福寺・四天王寺などで行なう涅槃会(ねはんえ)。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「二月十五日、常楽会とて寺中の大営なり」(出典:海道記(1223頃)手越より蒲原)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「常楽会」の意味・わかりやすい解説

常楽会
じょうらくえ

涅槃会」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の常楽会の言及

【涅槃会】より

…仏忌(ぶつき),常楽会ともいう。釈迦入滅の2月15日に,遺徳を追慕し報恩謝徳の意を表す仏会。…

※「常楽会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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