常磐津文字兵衛(3代)(読み)ときわず もじべえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「常磐津文字兵衛(3代)」の解説

常磐津文字兵衛(3代) ときわず-もじべえ

1888-1960 明治-昭和時代の浄瑠璃(じょうるり)三味線方
明治21年12月15日生まれ。常磐津節の2代常磐津文字兵衛の長男。初名は八百八(やおはち)。大正5年3代を襲名。3代常磐津松尾太夫,その子常磐津千東勢太夫らの相三味線をつとめる。作曲おおい。後名は文字翁。昭和28年芸術院会員。30年人間国宝。昭和35年8月6日死去。71歳。東京出身。本名は鈴木広太郎。作品に「椀久色神送(わんきゅういろがみおくり)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android