常磐津菊三郎(読み)ときわず きくさぶろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「常磐津菊三郎」の解説

常磐津菊三郎 ときわず-きくさぶろう

1897-1976 大正-昭和時代の浄瑠璃(じょうるり)三味線方
明治30年2月1日生まれ。常磐津都太夫弟子で小菊太夫。太夫(語り手)から三味線方にうつり,大正4年菊三郎を名のる。3代常磐津文字兵衛引退後は立三味線として活躍。昭和41年人間国宝。昭和51年9月27日死去。79歳。東京出身。本名は倉井修一。古典の復曲に「鴛鴦(おしどり)」,作品に「菊の盃」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android