常緑広葉樹林(読み)ジョウリョクコウヨウジュリン

デジタル大辞泉 「常緑広葉樹林」の意味・読み・例文・類語

じょうりょくこうようじゅ‐りん〔ジヤウリヨククワウエフジユ‐〕【常緑広葉樹林】

落葉しない広葉樹からなる森林日本では多く、シイカシタブノキクスノキ主体とする。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の常緑広葉樹林の言及

【植生】より

…熱帯季節林(熱帯雨緑林)は,乾燥度が強まるにつれて,巨大高木層がなくなり,乾季に上層だけが落葉するものから全体が落葉するものに変わる。湿潤な暖温帯には優占種のある常緑広葉樹林が成立し,大陸東岸の夏雨気候は照葉樹林で,西岸の冬雨気候は硬葉樹林となる。熱帯の乾燥帯では,温帯での草本とは異なり,とげ低木が優占する。…

【森林】より

…世界的な取組みを効果的に進めていくうえでモデル森林間の連携の強化が不可欠とされている。【筒井 迪夫】
〔森林の種類〕

【相観的分類】

[常緑広葉樹林]
熱帯多雨林tropical rain forest年間通じて温度が高く,降水量の多い,湿潤な熱帯気候地域にみられる常緑広葉樹林である。上層木は30~40mでうっぺいし,さらに60~80mの巨大高木が点在し,階層も多層で複雑である。…

※「常緑広葉樹林」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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