朝日日本歴史人物事典 「常葉範貞」の解説
常葉範貞
生年:生年不詳
鎌倉末期の六波羅探題。北条時範の子。越後守,駿河守を歴任。正和4(1315)年引付衆,元応2(1320)年評定衆となる。元亨1(1321)年六波羅探題北方に就任し,元徳2(1330)年まで在京。在任中に正中の変が勃発し,これに対処。鎌倉下向後,評定衆・引付頭人となったが,幕府滅亡に際し北条高時ら一門と共に自害した。
(森幸夫)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
(森幸夫)
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